2013年3月2日土曜日

レヴィ・ブリュル 未開社会の思惟 Les fonctions mentales dans les sociétés inférieurs by Levy-Brulh

ブリュルが、劣等社会とよぶ文明化されていない人々の自然観、宗教観、言語などについて、社会学の方法で分類、整理した画期的な作品。

ブリュルは、先駆者のターラーやフレイザーの業績を評価しながらも、ヨーロッパ人にとって珍しい素材のみを収集し、それらをヨーロッパ人の概念で解釈している、と批判している。

 その上で、劣等社会の人々の考え方を受け入れた上で、実はそうした考え方が、ヨーロッパ人の生活や風習の中にも、多くの痕跡を残していることを証明している。

その画期的な業績は、その後の文化人類学に大きな貢献をした。

しかし、世界中の多様な人々の暮らしを同じ視点で論じ、しかも、それらを整理・分類する、という方法論自体が、ヨーロッパ知性の限界であるということも、この本は同時に証明している。

Levy-Bruhl's great works which classifies the uncivilized society's thinking to nature and religion by the way of sociology.

He respects pioneers like Frazer but criticizes their European centric way on other side.

Levy-Bruhl points out some things which are found in uncultivated society are found in European society also.

But this book presents the border of European thinking which are willing to group everything in a single view.

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