若きワーグナーが、19世紀の革命に揺れるヨーロッパの時代背景の中で、自らの芸術観を論じた、題名にもなっている文章が、この本の中心になっている。
ワーグナーにとっては、古代ギリシャにおける、社会と芸術が一体になった姿が理想だった。ギリシャの演劇は、音楽と統合されていて、それが、ワーグナーの楽劇の発送の源だった。
それに比べて、当時の状況は、芸術は経済の支配下に置かれており、しかも音楽と演劇は、別々なものと扱われていると、ワーグナーは批判している。
そうしたワーグナーの思想を知ると、彼のオペラが、より一層楽しめるようになる。
Wagner thought that music and drama should be integrated like in Ancient Greece age.
But the situation of music and drama was far from the ideal at Wagner's age.
This book tells us that Wagner tried to realize the ideal situation by his opera.
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